
リタイヤしてからいろんな人に
「事故った」
「転倒した」
「壊した」
って言われて結構傷ついてます。
オレは全然ムチャしてないつーの!
といったら、
「止まる前が異様に早かったから」
って言われた。
なるほど。端から見てると異様に早かったのかもしれない。
でも帰ってからしっかりリザルトを分析してみた。
プロローグはモトクロスコースということもあって、
バイク時代の経験が生きてる。
こういうコースの走り方を、バイクでやってきてたからね。
それを応用したらやっぱり早かった。
初日。
基本的に今回はダカールラリーのシミュレーションとして走ることになっている。
だからペースはダカールラリーと同じ。
でもこういうショートラリーは皆異様に飛ばす。
でもライバルたちが飛ばしても、新型マシンとの組み合わせなら、
十分通用する、という読みだ。
実際ミスコースで12分ロスしてしまったが、それを省けばほぼ計算通りだ。
予想外だったのが2日目。
とにかくハマった。
時間がかかった。
車が砂丘に弱いのはわかっていたが、ここまで苦労するとは思わなかったのだ。
新型マシンが砂丘に弱い理由は、エンジンが悪い訳でもサスペンションが悪い訳でもない。
むしろ車の仕上がりはすばらしい!
ではなぜ苦労するかというと
17インチホイールのせいのあるとオレは思っている。
16から17になったために、扁平タイヤになったため、空気が抜けないのだ。
抜いてしまうとすぐにリム落ちしてします。
事実16インチなら1キロではしれたものが、17インチでは1.5キロまでしか落とせない。
これが砂丘で苦しむ原因だ。
しかもプロダクションクラスのルールでホイールのサイズ変更ができない。
そこがジレンマなのだ。
それでも、この日の後半にはコツをつかんで、最後のCPからゴールまでのタイムは総合2位。
1位がファクトリーマシンのBMWということを考えれば上出来だ。
そして3日目。
コツをつかんだおかげでペースはうなぎ上り。
さらにダカールラリーペースではライバルに追いつけないということもあって
スピードの封印を解いたのも大きい。
だから3日目が異様に早かった、というわけ。
ただ封印を解いたといっても、決して無理してない。
去年のランクル100の方がよっぽど無理して飛ばしてたくらいだ。
こうして振り返ってみると、2日目の苦労はしたけれど、
その分しっかり走りをマスターできているし、
オレ自身のドライビングとしては決して悪くなかったと思う。
オレの走りとは裏腹にマシンは壊れてしまったけれど、
でもこればっかりは仕方がない。
それよりも今は自分の走りをもっと磨くことに集中しよう。
自分の欠点もいろいろ浮き彫りになったし、
そこをきちんとつめていきたい。
でも全体的な走りは悪くない。
それは今回のラリーを走って得た実感だ。
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